神々が降臨した聖地、カトマンドゥ盆地はヒンドゥー教のも含めて、寺院、仏塔、神像、壁画、祠、などが数多く点在する聖なるものの宝庫です。これらの宗教的創造は単なる芸術作品ではなく、明らかに神々が宿っているような霊的なものを肌で感じます。ネパールの人々は仏教もヒンドゥー教も区別なく神を崇め、毎日の礼拝を怠りません。神々に拝する彼らの姿はごく自然で、彼らの生活の一部として溶け込んでいます。信仰深いネパールの人たちは純粋です。でも彼らを見ていると、共存する聖なるものたちとの非常に強いコントラストを感じます。それは聖と俗であり、清と濁のような関係のように。「まさに今を生きている」という印象の強いネパールの人たちは、そのように良い事も悪い事もクリアに見える虚飾のない世界に生きているのだと思います。 |